しのばずくん便り

不忍ブックストリート一箱古本市について 随時 情報を発信します!

助っ人体験記 その5

古本がスキ、谷根千界隈がスキ、一緒になにかやるのがスキ、「助っ人」の入口もいろいろあります。体験するとジワジワといろいろな広がりが見えてくるのが助っ人のいいところ。
助っ人体験記第5弾は hitomi iwai さん。いろんな関わり方があるんだなってことがわかります。
助っ人さんたちの初顔合わせ会は来週3月13日です。まだ間に合います。ぜひ助っ人に名乗りをあげてください。ぞくぞくのご参加お待ちしてます。
助っ人顔合わせ会のお知らせ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20100218


助っ人としての関わり方もいろいろです。これまでの助っ人体験記もぜひ読んでみてください。
その1 (坂東有子さん) その2 (三谷ちせさん) その3 (ツカダマスヒロさん) その4(オアナアキコさん)

最初にお恥ずかしい話なのですが、私にとって一箱古本市は‘面白そうなイベント’というイメージが先で、古本に関してはもうずぶの素人と自信を持って言える状態での参加で、今もそれは変わりません(いばれるものではありません)。

もともとは、イラストレーターの内澤旬子さんの製本ワークショップに参加する際に見た、内澤さんの日記で古本市の事が紹介されていたのがきっかけでした。(古本市の発起人は内澤さんのおつれあいの南陀楼綾繁さんです)第1回というこれから始まるというイベントで、いつでも都合がいい時で構わないので助っ人にどうか参加下さい、無償ですが、というのが私に合っていたのだと思います。

助っ人の内容は他の方の体験記で書かれている通りですが、私の中で印象的な事として‘感謝される’ということがあります。
少ししか助っ人に参加できなくても、たとえ単純な誰でもできる作業でも、実行委員の方々からいつも労いの言葉をいただきます。
ちょっとした手伝いでも感謝され、happyになれる。逆にこちらがお礼を言いたいくらいです。
さらに、助っ人でかけつける方々も素敵な方々ばかりです。そして共同で一つのイベントを作り上げていく、というのはやはり楽しいものです。普段見れないであろう裏側を見れるというのも面白いものです。

最近は谷根千在住になりましたが、最初からしばらくは他県からの参加でした。知らない店が多く、チラシを置いてもらうのに店を訪問するのも勇気がいりました。それでも対応がいい店を少しずつ見つけると、その店自体に興味がわきます。今では古本市が浸透し、チラシやマップを置いてもらうのも好感触のところが多くなりましたが、最初に自分で交渉して置いてもらった店にはちょくちょく買い物に行きます。店の方とも‘以前マップを置いてもらった・・・’と話す事でコミュニケーションが取れます。こうして助っ人に参加することで、自分の世界が広がるのを実感することができました。

私自身、毎回助っ人に参加しているわけではありません。時には助っ人、時には客として、そしてたまに店主として。
自分のペースで参加すればいいのだと思います。それを許してくれる懐の広さがこの古本市の実行委員の方々にはありますから(そうですよね?)。
古本の事をよく知っている方も、そうではない方も、‘なんかちょっと手伝ってみようかな’と思われたら、参加されてみてはどうでしょうか。
(hitomi iwai)