しのばずくん便り

不忍ブックストリート一箱古本市について 随時 情報を発信します!

谷中よみせ通り「わくわく大感謝祭」参加「一箱古本市」終了

昨日は快晴、そして本日はあいにくの雨でしたが、それでも多くのお客さまがご来場くださいました。
「この店、前はうどん屋さんだったわよね?」「雨で残念ね」と話しかけながら、中に入ってくださったご近所の方々、一箱古本市でよくお見かけする方々、店主さんのお友だちなど、いろんな人たちが来てくれました。雨でも売り上げがほとんど落ちなかったのは、皆様のおかげです。ジャングル・ブックスさんの占いコーナーも、2日間で20人以上の大盛況でした。また、初日には「谷根千おしょくじ」が出張。100人以上の方が、お店を紹介するくじを引いてくれました。

今回初めて街のイベントに「不忍ブックストリート」として参加させていただきました。毎年春と秋の「一箱古本市」で精力を使い果たすので、よみせ通り商栄会のKさんからお話をいただいたとき、自分たちにできるかなと不安でした。しかし、「よみせ通りのイベントで古本市をやってほしい」というお客さんの声があったということや、空き店舗を自由に使わせてくれるという好条件に、気持ちを動かされたのでした。

案の定、春の一箱古本市が終わるまでは、何も手を着けられず、個人賞をとった店主さんやご近所の店に連絡しはじめたのは、当日まで2週間という差し迫った時期でした。チラシもつくるヒマもなく、サイトでの告知にとどめました。会場の下見が前日までできなくて、全体のレイアウトが考えられないのもつらかったです。しかし、近所の店主さんや助っ人さんが机や椅子を持ち寄り、岩井仁美さんの写真を壁に貼り、電球を天井から吊るして見ると、これはこれで、雰囲気のある空間に変わりました。

多くのみなさまに声をかけていただき、古本の箱を介して、また新たなコミュニケーションができたことを、とってもうれしく思っています。売り上げもさることながら、不忍ブックストリートの活動や、地元のお店やひとをたくさんの方に紹介できたこともよかったです。

ご来場くださったみなさま、店主や助っ人さん、今回このような機会をつくってくださったよみせ通り商栄会のみなさま、ご協力くださった刃砥ぎ堂さん、不思議さんに感謝します。また、お声がかかれば、開催したいと思います。