しのばずくん便り

不忍ブックストリート一箱古本市について 随時 情報を発信します!

助っ人体験記 その3

またまた「助っ人体験記」が寄せられましたので、ご紹介。
ナルホド...... と思って読みました。一箱古本市をいろいろな角度から味わいつくしていらっしゃる。
まだ、迷っていらっしゃる方、ぜひこちらのページをご覧のうえ、奮ってご参加を!

 2005年春、第1回の一箱古本市に僕は客として参加したのですが、それが篦棒に楽しかった! 谷中・根津・千駄木という散歩のベストスポットを彷徨いながら本を漁るなんて、まさに盆と正月が一緒に来たようなもの! しかも、市価より安い掘り出し物もいっぱい! これでもかというくらいに色々と買い漁りました。
 で、客であれだけ楽しかったんだから店主はもっと楽しいに決まってる!と思い、翌年は店主で参加しました。思ったとおり、客よりも店主のほうが何倍も楽しかった! ただし、店主をするためには、売ってもいい本をセレクトしたり、コンセプトを考えたりと、いろいろと準備が大変……。なので、07年春はまた客の立場で楽しませてもらいました。
 で、08年も店主をやろうと思っているうちに申し込みの締め切り日が過ぎてしまい、でも、ずっと応援したいイベントでもあるので、何らかの形でお手伝いできればと思い、初めて助っ人として参加しました。まあ、ある意味、一箱古本市の理念に賛同したシンパみたいなものです(笑)。
 09年春では店主と助っ人を掛け持ちしました。実際にやった仕事は、チラシを折ったり配ったり、景品を作ったり、当日はスタンプを押したり、道案内をしたり、そして作業の後、みんなで酒を飲んだり(これは仕事じゃないか)……。そんなわけで、求人広告の「誰にでもできる簡単な仕事です」じゃないですが、「助っ人=マンパワー」という認識でいいんだと思います。それに、このイベントの仕掛け人である、南陀楼綾繁さん、内澤旬子さん、往来堂さん、古書ほうろうさん、オヨヨ書林さんが、それぞれ魅力的な人で、そこにシンパシーを感じて集まってきた人たちも、店主さんたちもまた魅力的な人ばかりで、そういう出会いは、助っ人じゃないと体験できない魅力です。そういう出会いを求めて、助っ人をするってゆーのもアリなんじゃないでしょうか。
(ツカダマスヒロ)