しのばずくん便り

不忍ブックストリート一箱古本市について 随時 情報を発信します!

2020年5月24日[日]配信「不忍ブックストリーム」(復活第4回)まとめ

またまた遅ればせながらになりました。

5月24日[日]に配信した「不忍ブックストリーム」まとめをお届けします。

配信アーカイブは ☞ https://www.youtube.com/watch?v=Hb6JYCGGjQI

です。見逃し視聴・繰り返し視聴でお楽しみください。

 

復活第4回の特集は「新潟はこんなに面白い」でした。

 

【5/24 不忍ブックストリーム冒頭 近頃の不忍ブックストリート

南陀楼さんのところへアベノマスク が到着(トンブリンさんのところへは5月連休明けくらい)

◎5月20日から不忍ブックストリートMAP配布開始 

 紙版は千駄木往来堂書店/谷中ひるねこBOOKS/根津タナカホンヤにて配布ちゅう。

不忍ブックストリートMAPWebPDF版もいつでもダウンロード可能

☞ https://sbs.yanesen.org/?p=5475

◎谷中ひるねこBOOKSにて5月27日から、

 はと個展「チェコからのおたより」拙者のお母さんのはとさんの展示じゃ!http://hirunekodou.seesaa.net/article/474263545.html

 

【5/24 不忍ブックストリーム 特集「新潟はこんなにおもしろい」内でご紹介したあれこれ♬】

南陀楼さんと新潟 新潟に親戚がいた関係で何度か遊びにいく。

 当時は山陰線→京都から「らいちょう」などを利用して新潟へ行っていたはず。

 大学生のとき、佐渡鼓童のライブ。95年 柏崎で「石黒旦那ユーモア・

 コレクション・とんちン館」など見る(現在は閉館)。

 2010年末、丹治文彦さんに聞いた北書店が気になり、

 「まちの日々」というフリーペーパーを持って新潟の街をあるいた。

◎そのときに北書店・佐藤さん、そのほか数人の方と居酒屋「案山子」

 (野坂昭如田中小実昌さん縁の店)を訪ね、その流れで

 「ニイガタブックライト」などのイベントにつながっていった。

 「ニイガタブックライト」には店主として出店 ◎新潟だけでなく、

 県内のいろいろなところでトークをするまでに。

◎2017年秋から「新潟日報おとなプラス」で、

 新潟の歴史・文学・人について連載が30本くらいに。

◎「おとなプラス」でとりあげたひとやもの

→長岡に戦中疎開してきた水島爾保布

→ショウキサマという巨大わら人形で厄払いする風習

→小林存 街角のソクラテスともいわれる在野研究者

◎新潟は人口が(1800年代終盤)多く、都市にに移動して事業をおこした人が多かった。

 古書店や銭湯業なども。神保町の一誠堂書店東京堂書店の前身の書店など。

 東京と新潟は縁が深い。

◎「おとなプラス」最新号では北書店10周年について書いたが、すべてリモートで取材

 えのきどいちろうさん/二階堂和美さん/山下賢二さん/古泉智浩さん

 チャンスがあったらお読みください。

 

【5/24 不忍ブックストリーム 特集「新潟はこんなにおもしろい」によせられたメッセージ♬】

◎古本屋ブック・オーレさん JR越後線に「上所」駅を設置する要望をずっとしている。

 上所ショッピングセンターを再興し、地域を活性化したい。

 「アカミチフルホンイチ」(春秋2回開催)は新型コロナウイルスの影響で、

 次の開催は未定。早く開催できれば。 ◎『文学の新潟』3月に完成したが、

 新型コロナウイルス の影響で配布がままならず。

 坂口安吾の息子さんのインタビューなども掲載。

 配布場所は砂丘館/北書店/東京では池之端古書ほうろうなどで。

☞ https://www.sakyukan.jp/

☞ http://kitashoten.net/

☞ https://horo.bz/

坂口安吾が学んだ旧制・新潟高校野坂昭如『行き暮れて雪』のなかに

 描かれる学生寮は、菅村洋治『六華寮に春が来た』と同じ。

砂丘館(日本銀行新潟支店長の昭和初期の家)また

 新潟絵屋☞ niigata-eya.jp で展示された画家・井田英夫さんの紹介。

(井田さんは4月27日にお亡くなりになりました。44歳という若さでした)

 

【5/24 不忍ブックストリーム 特集「新潟はこんなにおもしろい」内でご紹介した本など♬】 ◎「降らなきゃ晴れ」香納諒一双葉文庫) さすらいのキャンパー探偵が主人公

 新潟燕市のホテル公楽園が舞台の短編。

 ホテル公楽園はNHKドキュメント72時間」で紹介され、

 入り口の自販機のハムトーストに注目が集まった。南陀楼さんも食べた。

 しのばずくんはテレビで見ていたので、南陀楼さんがうらやましい。

◎フリーペーパー「どら猫タイムス」60代くらいの方が作っている

 手作りリソグラフフリーペーパー。新潟市新型コロナウイルス対策など

 地元密着の話題。新潟の街から消えたお店などを年表一覧化しているところが

 地味に貴重。ほんちょう市場近くの喫茶店などで配布。

 

【5/24 不忍ブックストリーム ZOOMゲスト井上経久さん♬】

◎シネウインドは1985年12月に開館。35年目を迎える。

cinewind.com 映画関係者の来館イベントも多い。

新型コロナウイルスの影響で4月22日〜5月6日まで休館した。

 運営にかかわる人も、ボランティアさんをふくめ多くなってしまうので、

 「密」な環境が怖いということもあった。

◎「ミニシアターエイド」への参加とともに、「明日のための募金」も実施。

 「ミニシアターエイド」「明日のための募金」に

 想像以上の多額のお金があつまり、驚きと感謝。

◎「月刊ウインド」を416号発行している。えのきどいちろうさんも連載。

◎現在は「精神0」と「凧の国」を上映ちゅう。

 6月は「MOOSIC LAB2019」の全作品を特集上映!

◎井上さんは、里村洋子『阿賀の岸から 柳水園ものがたり』にも登場。

(本の紹介はのちほど) 井上さん、ありがとうございました!

 

【5/24 不忍ブックストリーム 特集「新潟はこんなにおもしろい」

いただいたメッセージつづき♬】

◎『阿賀の岸から 柳水園ものがたり』の里村さんからもメッセージ

 いただきました。新潟は田植えが終わったそうです。

 柳水園は築60年くらい?の宿☞ http://www.sakihana.jp/stay/ryusuien.html

 命名は作家・尾崎士郎

 新潟水俣病の患者さんたち、支援者さんをささえてきた宿です。

 今年は新型コロナウイルス の影響で、予定していた患者さんたちを偲ぶイベントが

 急遽ZOOM集会に。100人規模・4時間超のイベントになったそうです。

◎「おとなプラス」で、里村さんの「ふるさとメモリーズ」連載がはじまります。

南陀楼さん→新潟といえばRYUTist。新潟のアイドルユニットですが、

 新しいアルバムも発売延期になってしまい、現在は配信ライブ中心の活動です。

 6月20日のライブ予定が実現するか…☞ ryutist.jp

◎サミーさんからの画像つきメッセージ。古町ルフル周辺の人出も増えてきたそうです。

 昔ながらの地元のお店の閉店〜再開発〜地元活性化に水をさす

 新型コロナウイルス 。影響が気になります。

新発田にある書店 万松堂書店(ふるまちとは別)も気になるところです。

 大きい本屋さんですが、棚の配列が雑然、取次の箱なども通路に置かれ、

 返品されていない本と最近の新刊が渾然一体となっていて、

 謎のオーラでお客さんを包むようです。そんなふうに聞いてしまうと、

 行ってみたくなる書店。名前を覚えておかなくては。

新発田の「古本いと本」さからもメッセージ。東北民芸館に注目です。

https://shibata-info.jp/archives/sightseeing/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E6%B0%91%E8%97%9D%E9%A4%A8

 

【5/24 不忍ブックストリーム 自粛生活と本・この頃メッセージ♬】

◎「ハリー・スミスは語る」ハリー・スミスラニ・シン (カンパニー社)

companysha.com/harrysmith

 ハリー・スミスは「アンソロジー・オブ・アメリカン・フォークミュージック」

 の編纂者。表紙の著者写真からすでにただ者ではない空気がダダモレ。

 ルーツ・ミュージックに人類学者的な視点を与える仕事をし

 「アンソロジー・オブ・アメリカン・フォークミュージック」

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%EF%BC%9A-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88-2DVD%E4%BB%98-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B000J10L22

 を残してくれたハリー・スミス。興味がある方には強力おすすめな本です。

 タケウマ書房さん推薦。ありがとうございました。

新潟県立歴史博物館「まじないの文化史」河出書房

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309228037/

 新潟県立歴史博物館の展示「災いを除ける」

nbz.or.jp/?p=23574  展示と本が連動しています。

◎「文藝冊子」復刻版

 高田文化協会 高田に疎開していた作家がつくっていた冊子。

 堀口大学 濱谷浩(写真家)小田嶽夫芥川賞)らが参加。

◎「本の配達人」柏崎ふるさと人物館  品川力(つとむ)をとりあげた展示の図録

https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/k_museum/hakubutukannohonyasan/7/4496.html

 

南陀楼さんがかよいつめている新潟の特集だけあって、

とても熱のこもっている配信になりました。

新型コロナウイルス感染がおさまり、安心して移動することができる日が、

なるべく早くきますように。