5/31 復活第5回 不忍ブックストリームの配信まとめをお届けします。
配信アーカイブでもご視聴いただけますので、文字でも映像でもお楽しみください。
池袋・古書往来座の瀬戸さんの、いままでの不忍ブックストリームでは見られなかった様子も必見です。
☞ https://www.youtube.com/watch?v=r01tDX2dx2I&t=30s
【5/31 復活第5回 不忍ブックストリーム 南陀楼さんの一週間♬】
◎山形「季刊にゃー」のクラウドファンディングが、最初の目標額~
ネクストゴールも目出度く達成。地元や根強いファンのチカラを感じた。
◎2ヶ月ぶり取材で電車に乗り鎌倉へ。そこそこの乗車率、そして鎌倉駅で
たくさんおりた。小町通りも人出があった。
◎鎌倉駅前の島森書店では鎌倉に関する品が充実。「かまくら春秋」50周年
記念号が 4(特大)号・5号・6号と発売ちゅう。戦後にあった出版社、
鎌倉文庫についての貴重な記事があり購入。
◎取材後の軽い飲みも気を使いながら楽しんだ。
◎交通費を使わなかった2ヶ月間。しかし、クラウドファンディングや通販、
またキャッシュレスでふだんの買い物もカードでしていたので請求額が
意外な額に。キャッシュレス、いいのかわるいのか。(6月までキャッシュレス
還元があります)
【不忍ブックストリートMAP配布ちゅう♬】
5月20日配布開始の不忍ブックストリートMAP 2020年版、千駄木往来堂書店・
谷中ひるねこBOOKS・根津タナカホンヤで配布ちゅうです。
来週半ばから再開する池之端・古書ほうろうでも配布予定。WebPDF版が
ダウンロードできます。
☞ https://sbs.yanesen.org/?p=5475
【今週の不忍ブックストリート♬】
根津タナカホンヤ☞ 小高博史個展「路地裏のケリーグリーン」
http://blog.livedoor.jp/tanakahonya/
谷中ひるねこBOOKS☞ はと個展「チェコからのおたより」
http://hirunekodou.seesaa.net/article/474263545.html…
展示ちゅうです。無理なく、密密回避・マスクでどうぞ。
ワト舎☞ 樋口早苗個展「彩と模様 組み合わせの美」
https://watosha.tokyo/%E4%BC%81%E7%94%BB%E5%B1%95/…
新しくできたワト舎さんのスペース〔平屋〕で、益子で活躍している
作家さんの個展。南陀楼さん、いいなと思う器もあったが、素敵な器を
使う暮らしぶりなのか?と逡巡が。
【不忍ブックストリーム、先週の流れから♬】
◎先週ご紹介した、新潟日報Otonaプラス。南陀楼さんが執筆した
「北書店10周年」が記事になっています。
◎「サンデー毎日」誌で小林信彦さんへの電話インタビューが記事になりました。
新刊「また、本音を申せば」についてのお話です。
◎大熊孝『洪水と水害をとらえなおす 自然観の転換と川との共生』(農文協)
大熊さんは新潟大学で河川工学を研究、同時に映画『阿賀に生きる』
☞ http://kasamafilm.com/aga/ 作委員会の代表をされていました。
著作では民衆の自然観(自然との折り合い)/国家の自然観(自然を化学技術
で克服する)の考察で、河川工学におさまらない大きな視点を読者に
提示しています。
◎コイズミアヤ『組み立て/空間と量について』
箱を組み合わせて、独特の作品を作り出すコイズミアヤさんの作品集です。
木で「紐」を表現している作品も。
で、購入できる書店などの情報がチェックできます。
【第5回 不忍ブックストリーム 特集でご紹介した作品♬】
◎TV番組
・テレビ東京「浦和から持ってきて!」新しい作品ではなく、いままで撮った
「あるもの」をネタにして違う見せ方を考える。6月2日に最終回があるので、
どんな番組か、まだ見れます。☞ https://www.tv-tokyo.co.jp/urawakara/
・あるものの違う見せ方といえば、こんな番組もありました。静岡朝日テレビ
「ピエール瀧のしょんないTV」
本のネタになるかもしれないと思ったこともあったが…。
◎映画
・『タレンタイム』マレーシア映画。マレーシアの高校生の話、みずみずしい余韻。
☞ https://temporary-cinema.jp こちらの有料配信で見ました。
自粛解除で映画館状況が変わり、配信を終了した作品も。
トンブリンさんが見たかったコチラの作品も終わってしまってました。
☞ https://hazukasiihito.shimafilms.com
・『6才のボクが、大人になるまで。』☞ https://ja.wikipedia.org/wiki/6%E6%89%8D%E3%81%AE%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%81%8C%E3%80%81%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%82
公開時、大絶賛されていたが、上映時間が長かったので見逃し、自粛期間に
やっと見た。もっと早く見ればという素晴らしい作品。日本にはなかなか
伝わらないアメリカの側面も見れた感じがする。
◎海外ドラマ
・『グッド・ファイト』☞ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%88
トランプ政権のリアルな影響が感じられる法曹ドラマ。人種間の葛藤や、リベ
ラルを危うく描くひねりも。現在シーズン4途中でウイルス禍のため配信中断。
南陀楼さん的には「シーズンがいっぱいある連続ドラマは見るのを躊躇する」
そうです。確かに、見始めるとやめるのが難しい。
・『ブラウン神父』シーズン8
・『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』シーズン3
ミステリー中心のチャンネルで、南陀楼さんが見た作品。
『シェイクスピア…』はユーモアミステリー的な楽しさも。
・『キリング・イヴ』
女性の殺し屋とそれを追いかける女性の捜査官。ユーモアあり、
ちょっと残酷な場面もあり。
◎日本のドラマ
・『女捜査官』樋口可南子 樹木希林☞ https://www.mystery.co.jp/programs/onnasousakan
・「火曜日の女シリーズ」『花は見ていた』(全5回)。
ここで、南陀楼さんのオススメ度が急上昇。当時、サスペンス・ミステリー系の
本格的な連続ドラマとしては、日本初だった。
『花は見ていた』は「ウルトラQ」の脚本も書いていた山田正弘。
出演者は地味だが、ほんとうに誰が犯人なのか最後までわからない緊張感のある
ストーリー、また犯人がわかったあとにもひとひねりある展開。武蔵関駅周辺の
商店街が舞台で、当時の様子がよくわかるものだった。
【第5回 不忍ブックストリーム 特集メールいただいた作品♬】
◎タケウマ書房さん推し「John's Old Time Radio Show」
☞ https://eastriverstringband.com/radioshow/
John Heneghanさんが、ゲストとSPレコードを聴く番組。
タケウマさんに逆推し!
◎「ラジオ浄土寺便」☞ http://kissaino.jugem.jp/?eid=670
喫茶イノのご主人が選曲して流すラジオをCDに。
◎ここで、南陀楼さんとラジオ話に
・オールナイトニッポンは電波がはいる場所を探して家のなかをうろうろした。
・NHKFM 坂本龍一のサウンドストリートもよく聞いていた。
・ラジオを聞かなくなった時期もあったが、東日本大震災の前後で、
また聴くように。最近は、数十分~1時間くらいの番組がよい。
メール投稿で
・「ハライチのターン!」(TBSラジオ)
南陀楼さんは欠かさず聞いているそう。
ハライチの岩井勇気『僕の人生には事件が起きない』もじわじわきた
そうです…というのは、メール投稿くださった藤田一樹さん。
・「NICE POP RADIO」(FM京都αステーション)
「スカート」澤部渡さんの解説が面白い。
選曲がよかった。
・「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポンZERO」(ニッポン放送)
◎ラジオ番組からのスピンオフ的に
漫画☞ hhttps://afternoon.kodansha.co.jp/c/namiyokiitekure/
・倉本聡『たとえば、愛』大原麗子主演☞ https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d2184/
深夜ラジオのDJが大原麗子という設定。ラジオ番組制作の雰囲気や
「あるある」なトラブルにリアルさがある。放映期間中に、視聴者から募った
ハガキを大原麗子が劇中ラジオで読むというしかけも。
【第5回 不忍ブックストリーム ZOOMゲスト瀬戸さんです♬】
不忍ブックストリームには何度かご出演していただいてる
池袋・古書往来座の瀬戸雄史さん。前の出演の記憶が曖昧ですが…。
◎往来座は明日6月1日[月]営業再開します。
◎はじめての長い休業期間、普段はできないお店の棚・入り口扉枠ショー
ウィンドウの枠のペンキ塗り、営業してたらできないことをやった。
◎連続ドラマをほとんどみない瀬戸さんですが「ちゅらさん」連続テレビ小説
(NHKオンデマンドで、見終わってない)にはまった。
◎「ツインピークス」も見たい。
ここで、なんだかつっこみどころがないという南陀楼さん。
お酒を飲んでいないせい?しかし、瀬戸さんはしきりに「飲まされた」感を
強調します。
◎プレステ2でやってたゲームは「大神」「ICO」
◎明日からオープンだが…普段どおりで。お店がまたあくのはすごくうれしい。
でも、休業前の毎日は普段通りに「厳しい」日々だった。それが再開する
ということで、決してパラダイスな感じではない。
◎名画座カンペは?…4月号(100号)だったが、コロナウイルス禍で映画館も
休館。5月27日に新しい101号「名画座カンペ」が完成。「名画座カンペ」に
ついては
もチェック。
◎Web本の雑誌 連載「東京の古本屋」で、橋本倫史さんが取材にきてくれた。
☞ http://www.webdoku.jp/column/hashimoto/2020/0531_162156.html
◎さいごに歌のプレゼントがあるはずでしたが、著作権問題で頓挫。
チャーリー武藤(良子)さんもチラッと姿を見せてくれました。
◎瀬戸さんの自粛期間を分析すると。
・4月16日休業
焦燥期
↓
イイネ渇望期
↓
寂寞期
↓
倦怠期
・5月7日 緊急事態宣言延長
睡魔期
↓
探索期 ペンキ塗り/ちゅらさん視聴
↓
適応期
↓
甘え期 このままでよくなる
という変遷をたどったそうです。
自粛期間をこのように◯◯期と分けてみると面白そうです。
瀬戸さん、武藤さん、ありがとうございました!