しのばずくん便り

不忍ブックストリート一箱古本市について 随時 情報を発信します!

映像イベント@映画保存協会

映像イベントは3つ。いずれも会場は映画保存協会です。
よくもまあ、こんなに性格の違う映像イベントが3本も集まったもんだと思います。実験映画と即興演奏、懐かしの秘蔵映画、撮りおろし「美女の白昼夢」、谷根千の懐の深さを堪能できるラインアップとでも言いましょうか...... 一箱古本市 week ならではの企画です。

映画保存協会については、青秋部のリポートをご覧下さい http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20080430/p3

《映像イベント3つ》
(上演順にご案内)


エクスペリメンタルフィルム in 蔵 〜実験映画と即興音楽の昼下がり〜
シカゴ在住の映画作家 Tatsu Aokiの貴重な実験映画とサウンド・アーティスト大谷安宏のコンピュータを使った即興演奏が生み出す異空間をお楽しみください。Tatsu Aokiの作品は日本では公開されることが少なく貴重な機会です。
日時:4月25日(土) 開映14:00(開場13:30)〜終映予定16:00
入場料:500円 定員:25名くらい


《プログラム》
14:00「travelling spirit part 1」(16分・サイレント)
14:30「Solution A-2(super 8 works vol.1) 」(20分)
15:00「Local Color 1」(7分・サイレント)
15:20「Puzzle」(31分)


※すべてDVD作品(16mmフィルムからテレシネ)
※出入り自由(上映中の出入りはできません)
この企画の連絡先 大谷 musiquelab@gmail.com


【D坂シネマ】アンコール上映会
これまで見たことのある、あるいは噂に聞いたことのある文化・記録・秘蔵映画の上映です。見逃すと一生出会うことのない映像ばかり。ご期待ください。
日時:4月26日(日)13:30開映(開場13:00)終映21:30(予定)
定員:35名くらい(申し込みは不要です。直接おいでください)
入場:映画の鑑賞は無料です。FPS会員は受付で会員証提示のこと。一般の方は蔵の修理基金500円のカンパをお願いします。(1日出入り自由)
この企画の連絡先 谷根千工房(ヤマサキ) TEL03-3822-7623 http://www.yanesen.net/


《プログラム》
13:30〜 「ベスト・オブ・HMD 2008」(映画保存協会制作・約80分・DVD)*伴奏:柳下美恵
15:00〜 「朝日ニュース」(1957年・約10分・ビデオ)/「谷中の住まいと生活」(1980年・台東区・20分・16ミリ)/「わたくしたちの街」(1953年・パチリ会15分・16ミリ)*解説:三堀久子/伴奏:柳下美恵
16:15〜 「熊沢半蔵アニメ特集その1」(1958〜1991年 熊沢半蔵 約20分 DVD)/「てんまのとらやん」(1983年 ビデオ東京 17分 16ミリ)/「やさしいライオン」(1974年 虫プロダクション 27分 16ミリ)
17:30〜 「藍に生きる」(東映 演出:佐々木二良 26分 16ミリ 退色あり)/「文京ゆかりの文人たち−観潮楼をめぐって」(1988年 岩波映画製作所 演出:時枝俊江 38分 16ミリ)
19:00〜「たけくらべ」(1955年 新東宝 監督:五所平之助 主演:美空ひばり 95分 16ミリ)


売店:「郷商店」開店(予定) 愛情たっぷり「パリットフワット」パン150円〜/自家焙煎挽きたて「やなか珈琲」150円/高知直送「ごっくん馬路村ゆずジュース」150円ほか/ビール、おつまみの販売もあります。


松村克弥 新作「D坂美女狂想」(約30分)上映会
代表作「オールナイトロング」でヨコハマ映画祭新人監督賞受賞、地元在住の鬼才、松村克弥が乱歩への愛をこめて、谷根千の失われゆく風情を、一人の美女の白昼夢に描く、戦慄と幻想の下町ファンタジー一箱古本市にあわせて、撮りおろし初公開!


日時(入場料):5月3日(日・祝) 
14:00/14:45/15:30 (ワンドリンク付:500円)
16:15/17:45 上映後、監督と女優によるティーチインあり(ドリンク別:800円)
定員:各回の定員は30名です。
※開始時間は多少ずれることがあります。
この企画の連絡先 及川郁子 cinema-ranpo@hotmail.co.jp