
しのばずくん文学賞にご応募くださったみなさま、誠にありがとうございました。
第一次選考結果を発表いたします。
この選考は、10月26日から谷中・HAGISOでスタートする「不忍ブックストリート20周年展」にて展示する作品を選ぶためのものになります。
ご応募いただいた作品のうち、選考対象となった作品は34点にのぼりました。
ここから実行委員による投票を行い、18点が選出されました。
なお募集規格(A4サイズの紙片面)から外れた作品は選考対象外とさせていただきました。
【選考通過 18作品】(得票順ではなくご応募順に並んでいます)
正田淳一郎 『タイムスリップ@しのばず』
坂部明浩 『凸凹のある不忍ブックストリート』
ノラ 『助っ人さん』
芹ひとみ 『あたらしい街をすきになる方法』
乾望 『月食とメロンソーダ』
遊 『ちょっと本屋さん、行ってくる』
関れい子 『いつか川になる日』
鶯じろ吉 『信濃発文字なき手紙なる落葉』
倖 『しのばず』
佐藤 舞 『忘れない街』
COUZT CAFE + SHOP 店長 ミヤタ 【すきなものたちと過ごす日々】「街と店と人と」
泉修二 『巳(へび)のかわ』
中村真由美 『休日』
坂本竜哉 『にざる生きもの』
三五千波 『団子三崎坂ためし読み』
根津映画倶楽部『琥珀色のころ』
南夏洋海 『赤と青の交点』
ほうじ茶 『カゲッコ』
こちらの18点の中から、会期最終日の11月16日のクロージングパーティーにて、しのばずくん文学賞とササキアイさんによる特別ゲスト選考委員賞の受賞作が発表され、授賞式が行われます。目下、
ご応募いただいた作品は、予想を遥かに超えてバラエティーに富んでおり、限られた紙幅から広がる世界の無限さに驚かされました。時空を超え風景やお店が浮かび上がるもの、切実な思いが綴られたもの、不思議な読後感のもの、笑いを誘うもの、などなど。そして水にまつわる作品が多くありました。
ひとつひとつの作品と向き合う時間はとてもたのしく、そのぶん選考は悩ましいものとなりました。
結果は僅差で、惜しくも選出されなかった作品も、ここでお蔵入りさせてしまうのはもったいない、幅広くみなさまにお読みいただけるようにしたい、と声があがり、しのばずくんも「拙者もそう思うでござるよ!」と賛同してくれましたので、34作品はすべてファイリングし、会場や、併設のHAGI CAFEに持ち出してお読みいただけるように準備します。
ひょっとしたらどこかですれ違った方が書かれたかもしれない、生まれたばかりの物語を読みに、ぜひHAGISOさんへお出かけください!
告知に際しては、不忍ブックストリートの本にまつわるスポットのみなさまが大いにお力添えくださっています。
まだ行かれたことのないお店やスポットがありましたら、次のお散歩でぜひお立ち寄りください。