しのばずくん便り

不忍ブックストリート一箱古本市について 随時 情報を発信します!

不忍ブックストリート」の実行委員を募集します


 今日は、不忍ブックストリートの活動や、一箱古本市に参加されている方にお願いがあります。
 不忍ブックストリートは2005年の結成以来、「不忍ブックストリートMAP」(以下MAP)と「一箱古本市」を両輪として、活動を続けてきました。
 一箱古本市は2006年からは青秋部によって秋も開催され、通算で7回まで達しています。何度も「店主」として参加してくださる方々も増え、「助っ人」の数も増えています。また、場所を提供してくださる地元の「大家さん」も多くなりました。MAPが地元で普及し、「あの地図をやっている人たちだから」ということで受け入れてもらっている面もあります。


 しかし5年目に入ろうとする現在、私たちは問題に直面しています。それは、この活動の両輪を進めるだけの力が確保できなくなっているということです。
 いまの実行委員は11人。その半分は、古書ほうろう、往来堂書店、オヨヨ書林の人たちです。この三店舗は、一箱古本市の拠点であるとともに、MAP配布や問合せ先にもなっています。
 そのオヨヨ書林が今年12月、青山に移転しました。これは大きな痛手です。そして、これまで大きな労力を割いてくれていた古書ほうろうの4人も、来年は大きな節目を迎えるということで、いままでと同じような働きができなくなりそうです。ほかのメンバーもそれぞれに身辺の状況が変わりつつあります。


 このままでは、これまでのようにMAP制作と一箱古本市を同時並行で進めることが出来なくなりそうです。だからといって、これまでの趣旨を考えると、どちらかを止めることもしたくありません。
 来年はいったん活動を中止しようか……という声も挙がりました。
 でも、ここまで定着してきたものを中断してしまうのは、どうしても惜しいし、参加者の皆さんにも申し訳ないことです。


 つきましては、新たに「不忍ブックストリート」の実行委員になってくれる方、5〜6人を募集します。
 条件はありません。これまでの私たちの活動に共感してくださり、自分でも何かやってみたいと思われる方なら、誰でも歓迎します。地元在住の方でなくてもかまいません。
 ただし、これまでお願いしていた「助っ人」さんよりも、関わりかたが深くなることはたしかです。会議に出席する、メーリングリストで意見を述べる、自分の分担には責任を持つ、助っ人さんに指示を出す、というあたりが、実行委員の仕事です。
 MAPの制作はべつに担当者を立てますので、基本的には春の一箱古本市(および関連企画)の準備と運営が、メインの仕事です。


 報酬はありませんが、その代り、「不忍ブックストリート」でやってみたいことを提案し、実現させることができます。あえて、クサイ表現を使えば、ひとつのイベントを成し遂げたときの達成感は思う存分味わうことが出来ます。
 とはいえ、新しい実行委員に「お任せ」してしまう気はなく、最終的な責任は、代表である私にあります。当然、これまでの実行委員も協力いたします。また、準備や当日に関して助っ人を募集することはこれまでと変わりません。

 
 一緒に新しい「不忍ブックストリート」をつくっていきませんか?


 やってみようと云う方、もっと詳しく知りたいという方は、kawasusu@nifty.com までご連絡ください。メールか直接お会いしてご相談したいと思います。来年1月に顔合わせをしたいと思うので、できればお正月の間にご連絡いただければと存じます。


2008年12月25日
不忍ブックストリート 代表 南陀楼綾繁


【2009年1月9日追記】
おかげさまで多くの方から参加のお申し出をいただきました。ありがとうございます。
現在、新たに実行委員会を編成すべく、動いております。
これにていったん実行委員の募集を終了します。
これまでどおり「助っ人」さんは継続して募集しますので、よろしくお願いします。